皆さん、BUCK-TICKはご存知でしょうか?

デビュー25周年を迎えてなお精力的に活動を続けるロックバンドですが、タイアップやメディア露出を派手にやるタイプではなく、現在はセールスもそこそこなので案外と若い人に知られていない(ような気がする)んですよね…

この記事を読んでいるという事はBUCK-TICKに少なからず興味がある方だとは思うんですけど、「BUCK-TICKをこれから聴きたい」というご新規さんのために、とりあえずこれ聴いとけ!というCDを同じくファン歴の浅い新参者である私が自分のBUCK-TICK経験を交えて非常にざっくりと簡単に紹介します。




※この記事は2015年2月19日に加筆・修正されています


まず、私はファンになって日が浅いです。BUCK-TICKは活動歴が長いので、熱心な固定ファンが一定数存在するわけですが、そういうファン歴20数年!みたいな人たちに比べれば昨日今日応援を始めたようなもんです。

別にヴィジュアル系を熱心に追いかけてるような人間でもないですし、なんなら歌謡曲とか大好きなんですけど、きっかけとは突然やってくるもので、ある日劇的にBUCK-TICKファンへとなってしまいました…。





BUCK-TICKにハマったきっかけは、細かいところどうだったか忘れちゃってる部分もあるんですけど、

1、BUCK-TICKが「RENDEZVOUS ~ランデヴー~」でMUSIC JAPANに出演したのを見て存在を知った。

→この時はまだ全然興味ない


2、当時はまだ懐メロばかりを聴いていたので、おそらくは90年代のV系を適当に漁っていたときに偶然に「悪の華」に辿りついた

→「悪の華」にハマる。中古屋でたまたま「殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits」を見つけ買う。


3、スペースシャワーTVで「GALAXY」のMVを見て感銘を受け、「memento mori」を買う

→BUCK-TICKにハマる


そんな感じだったと思います。

随分適当なきっかけです。まぁ、音楽なんてそういうもんですよね。


活動年数が長いバンドとかは年季が入ってる分、ファン層も固定化していますし、ライブに行きにくいとか若造の自分が大きな声で応援していいのか、と不安になることもあるんですけど、もし同じように感じている人がいるなら、そういうことは考えずにもっとフランクな気持ちで応援して大丈夫だと思います。ファン歴長い=偉いとかではないですもんね。





BUCK-TICKを知るまでは80~90年代の歌謡曲・J-POPが主食だったので、あんまりロック系統のは聴いてなかったんですけど、Youtubeで見たBUCK-TICKのライブ映像には衝撃を受けました。



このモノクロな映像、やっぱりいいですね。

原曲よりもスピード感のある演奏も櫻井さんのボーカルもたまらなくカッコいい。

BUCK-TICKをすんなり受け入れらたのは、最初に聴いた楽曲がメロディアスだったこと、櫻井さんが低めの声だったことが大きいですかね。2000年以降は声の高い男性ボーカルがもてはやされていましたが苦手だったので…。



そんな「悪の華」に惹きつけられた自分が初めて買ったBUCK-TICKのCDは幸運にも「殺シノ調べ This is NOT Greatest Hits」。「悪の華」と「JUST ONE MORE KISS」が入っていてベストっぽい内容だったので特に考えもせず買いました。

「殺シノ調ベ」は初期~人気絶頂期のBUCK-TICKのヒット曲からマイナー曲までをセルフカバーして収録したベスト盤なんですが、これがもう「THE 入門盤」であり、初期のBUCK-TOCKの良さを余すことなく教えてくれる大名盤だったわけですよ。

事の発端である「悪の華」に改めて痺れ、「スピード」の露骨なタイトルに反したクレイジーなポップさに驚き、「JUPITER」の美しさに泣く…とにかく全部が新鮮でした。いや、2009年に「殺シノ調ベ」を聴いて新鮮も何もあったもんじゃないんですけど、一回りして新しいというか、BUCK-TICKに似てるっていう後続バンドはあまり見かけませんでしたし、自分がこういう音楽をやってる人たちを知らなかったので、そういう感想を持てたんじゃないかなと思います。


やっぱりBUCK-TICKをこれから聴こうという人には「殺シノ調ベ」をまずはオススメしたいですね。オリジナルアルバムを回収するより手っ取り早く初期の代表曲が拾えますし、何より「殺シノ調ベ」アレンジが原曲を圧倒的に上回っているものが多いので、むしろ積極的にこの盤を選んでほしいところです。

まぁ、今は1995年にリリースされた「CATALOGUE 1987-1995」をはじめとして6枚もベスト盤がリリースされているので、そちらで一気にシングルを拾うのもいいと思いますけどね。


そして、ベスト盤を聴いて気に入れば、ぜひオリジナルアルバムにも手を広げてみてほしいです。

アルバム「悪の華」の頃から、現在へと続くような独特な妖しい世界観を本格的に打ち出したBUCK-TICKですが、次作「狂った太陽」ではその世界観を完全に自分のものにしており、「狂った太陽」はポップ性とダークさが融合した名盤として今なお多くのファンに愛されています。

「悪の華」以前のアルバムは時代を感じる部分や拙い面も目立つので、ピンとこない人もいると思いますが、とりあえず「狂った太陽」は間違いないと言える1枚です。ついでに、その次のアルバム「darker than darkness -Style 93-」もかなり出来の良い作品なので、合わせてどうぞ。

BUCK-TICKの古い作品はどれも安く簡単に入手出来るので、ちょっとでも気になればぜひ。



これ以降の作品は徐々にディープな世界へと進んでいき、「Six/Nine」とかはもうなんかよくわかんない作品になるし、その後の「SEXY STREAM LINER」では今井さんがデジタルに傾倒し、これまでの路線から大きく外れていくことになるんですが、それは一旦置いときます。


とりあえずBUCK-TICKをよく知らない人で全盛期頃の楽曲が気になる場合は

まずは「殺シノ調ベ」!

次に「狂った太陽」!

といった感じで聴いていただければざっと雰囲気がわかるはずです。




「殺シノ調ベ This is NOT Greatest Hits」(1992/3/21)


「狂った太陽」(1991/2/21)



ただ、最近のBUCK-TICKが気になる!昔にはそんなに興味ない!と言う人も少なくないかもしれません。

なんせ活動歴25年ですし、 BUCK-TICKは時代ごとでまったく違う音楽性を持った作品をリリースしていますから、多種多様な受け皿を持っているわけです。もし、BUCK-TICKに興味があれば、自分の趣味に合う作品を探してみてください。