葦原ユノ starring yu-yu「ARIA」(2013/12/18)

1.光のアリア
2.手紙
3.Requiem
4.光のアリア(piano version)
5.神と人と
6.走馬灯~Refrain~
7.光のアリア(orchestra version)




この作品は2010年にデビューした女性歌手、Yu-yuにとって2枚目のミニアルバムであり、昨年の11月に発売されヒットを記録したPS Vita/PSP専用ゲーム「GOD EATER2」に登場するキャラクターである葦原ユノ名義となっています。

Yu-yuさんは作中でストーリーの鍵を握る歌姫、葦原ユノの歌唱を担当(役自体は声優の桑島法子さんが演じています)、今作はその流れでのイメージミニアルバムとなります。

私は「GOD EATER2」をプレイしたのをきっかけにYu-yuさんを知ったのですが、ゲームの音楽というだけで今作が広く知られないのが惜しいと思いました。曲もさることながら彼女は音大で声楽を学んでいたという経歴を持っていることもあり、とにかく歌が素晴らしいです。

そんな歌に合うようにと、収録曲はピアノ&ストリングス、オーケストラや声楽隊を用いたような壮大なバラードとなっており、ボーカルの美しさがよく馴染んでいて聴き心地はとても良いです。リードトラックはゲームのメインテーマソングである「光のアリア」。この曲はゲームの要所で流れるため、ゲームをプレイした身としては多少ストーリーとの兼ね合い等でフィルターかかってるかもしれないですが、なかなかの力作だと思いますね。特にorchestra versionの壮大さには恐れ入ります。

その他、「神と人と」や「手紙」、「走馬灯」と良作佳作のバラードが並んでおり、その徹底した壮大路線に気分はまるでクラシックコンサート。聴き終った時には思わず立ち上がってブラボーと言ってしまうこと必至でしょう。そうでなければ聴き終るころには爆睡しているか…もちろん退屈だからというわけでなく、いい意味でですよ。いい意味で。

収録曲は「光のアリア」のバージョン違いを除いて5曲と多くはないですが、なんせ収録曲がすべて壮大なバラードなのでこれくらいでちょうどいいかなと。これで10曲以上あったら確実に途中で飽きますし。

ゲームの世界観をイメージしたミニアルバムなのですが、これはゲームをプレイしていない方にも聴いていただきたい。忙しい日々に疲れたあなたを癒してくれるヒーリング・ミュージックとしてオススメです。


avex公式から「光のアリア」のMVが公開されているのでご覧ください↓



それにしても、このアルバム、一時期売り切れが多発して驚きました。都内のタワレコあちこち行っても売り切れ売り切れで…もちろんイメージミニアルバムと、大々的にヒットするものでもないですし入荷数が限られていたのでしょうが、それにしても予想外です。オリコンチャートでもデイリーでTOP10入りし、週間でも19位を記録する健闘ぶり。まぁ、ゲームで使える特典コードがあったからこその売り上げかもしれませんが、楽曲の評価も見た感じ良好ですし、今回のボーカリストとしての参加が巡ってYu-yuさん自体の活動に還元されればいいですね。

Yu-yuさんはまだリリースも露出も多くないですが、今年は2月にシングルが控えていたりと、この先の活動にも期待がかかるところ。ぜひ次はオリジナルアルバムで心に響くものを期待しています!