MARiAとtokuによる音楽ユニット、GARNiDELiAの初ワンマンが、10/2にTSUTAYA O-WESTで開催されます。

というわけで、記念すべき初ワンマン!応援していた私としては大変喜ばしいことなんですが、この記事を読んでいる方には「そもそもGARNiDELiAとは?」という方も少なくはないと思うので、そんな方のためにも簡単におさらいしてみようと思います。




まず、皆さんはGARNiDELiAをご存知でしょうか?

GARNiDELiAは2014年の3月にメジャーデビューしたばかりの音楽ユニット。メンバーは力強く伸びのある歌声が特徴の女性ボーカリスト、MARiAとデジタルサウンドとロックサウンドを合わせた鋭い楽曲を作るコンポーザー、tokuの2人です。

これまで発表したシングルにはアニメタイアップが付いており、アニメファンを中心に曲の良さやMARiAの高い歌唱力などが話題に。さらに、これからリリースされる3rdシングルは「ガンダム」シリーズ最新作の主題歌に起用されることが決まっており、こちらも話題を集めています。まさに今じわじわと知名度を上げている注目のユニットだと言えるでしょう。

メジャーデビューから半年少々で順風満帆にも見えますが、GARNiDELiAがここに至るまでにはそれなりの道のりがありました。


遡ること2010年。動画サイト「ニコニコ動画」に突如投稿された一つの動画があります。これこそがGARNiDELiAの原点です。



「★.。・ 「ARiA」歌ってみた ver.MARiA ☆、。・」(2010/4/29)

「歌ってみた」というのはボーカロイドを使って作られた楽曲を人がカバーして投稿するというもので、これもtokuが初音ミクに歌わせた「ARiA」という楽曲をMARiAがカバーしたものになります。(今となっては元々MARiA用に作られた曲では、と思います)

すでにMARiAとtokuはタッグを組んでいたと思われますが、この時点ではGARNiDELiAというユニット名はまだありませんでした。

この動画は瞬く間に話題となり、すぐに10万回を超える再生数を記録しました。

すると同年9月、MARiAは「歌ってみた」ではなくtoku制作のオリジナル楽曲をニコニコ動画で発表。この時、「ユニットはじめました」とGARNiDELiAの結成を発表。ユニットとしての活動が始まり、同年末には冬のコミックマーケットで初のミニアルバム「ONE」を頒布するに至ります。



【GARNiDELiA】ミニアルバム「ONE」【クロスフェード】


その後はインディーズでライブ活動も始め、ニコニコ動画のイベントに出演するなど精力的に活動。

2012年になるとSony Music Artistsの所属になることが発表され、2ndミニアルバム「PLUSLIGHTS -21248931-」のリリースなどを経て、2014年3月にシングル「ambiguous」でメジャーデビューを果たしました。



【C82 新譜 クロスフェード】ミニアルバム「PLUSLIGHTS -21248931-」【GARNiDELiA】


これら動画を見ていただいてわかるように、MARiAの歌唱力は素人のそれではないですね。というのもMARiAにはすでにメジャーでの経験があり、今回は再デビュー。元々プロだったというわけなんですが、それでもやはり非常に突出した実力を持っていると思います。

そして、それを支えるtokuも元々多くのアーティストの楽曲制作や編曲を行ってきたプロであり、申し分のない実力を持っています。2枚のミニアルバムを聴いてもらえればわかるのですが、グイグイとくるアップテンポな楽曲だけでなく、バラードであったり、ミドルテンポの聴かせる曲もしっかりしててなかなか聴き応えがあるものになっています。



さて、初ワンマンはもう目の前!

すでにチケットはソールドアウトとなっており、残念ながらこれからチケットの購入は出来ないのですが、動画を見て興味がわいたという方にはぜひ次回のライブを楽しみにしていただきたいですね。

ライブへと行かれる皆さんは準備は万端でしょうか?MARiAは自身のTwitterで『「ONE」を聴きこんできてほしい』とつぶやいていたのでライブで「ONE」の楽曲が多く披露されると予想されます。予習をしていけばライブがより楽しいものになると思うので、ライブ前に一聴してみてはいかがでしょうか(もちろん、ライブをきっかけに楽曲を知るのもいいと思います)