12/15付のオリコン週間チャートが公表されました。

シングルチャートでは関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」が、アルバムチャートではEXILE ATSUSHI「Love Ballade」がそれぞれ初登場首位獲得となっています。

その他、結果を見て気になるアーティストをピックアップします。


◆12/15付シングルウィークリーチャートTOP10

NEW
   1位、関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」…201022枚
NEW   2位、DISH//「変顔でバイバイ!!」…31546枚
(1)↓   3位、AKB48「希望的リフレイン」(2週目)…26394枚
NEW     4位、戸松遥「courage」…23794枚
NEW    5位、Negicco「光のシュプール」…20092枚
NEW    6位、三浦大知「ふれあうだけで~Always with you~/IT'S THE RIGHT TIME」…16671枚
NEW     7位、DEEP「ラスト・グッバイ」…16063枚
NEW   8位、Mitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE「SURPRISE-DRIVE」…14822枚
NEW     9位、REV.from DVL「REAL-リアル-/恋色パッション」…14630枚 
NEW   10位、Silent Siren「恋い雪」…13670枚 




今週のシングルチャートを制したのは関ジャニ∞「がむしゃら行進曲」でした。初動は20.1万枚で、前作より約7.0万枚ダウン。前作3種→今作2種と販売形態が変わったことが、セールスに影響を与えたようです。関ジャニ∞は今作で通算26作目の首位獲得となりました。また、今作は年内6作目の首位獲得となり(エイトレンジャー名義含む)、これは浜崎あゆみ、嵐に並ぶ最多タイ記録となります。


5位に女性アイドルグループ、Negiccoの「光のシュプール」がランクイン。初動は2.0万枚と前作の約2倍の数字を記録。さらにNegiccoにとって初の週間TOP10入りとなりました。2003年のグループ結成から12年目の快挙です。

今回のNegiccoの好調の理由はMUSIC CARDの導入によるものだと思われます。通常盤+初回限定盤+完全生産限定盤を合わせて4種に加えて、今作ではMUSIC CARDを4種発売。さらに事前イベントではCDなら1枚、MUSIC CARDなら2枚買うと参加券が貰えるという特典もあり、いつもより枚数が多く出るような展開が為されていました。


Negicco「光のシュプール」


8位にMitsuru Matsuoka EARNEST DRIVE「SURPRISE-DRIVE」がランクイン。初動は1.5万枚。今作はSOPHIAのボーカル、松岡充の「W」(2010年)以来となるソロシングル。前作同様「仮面ライダー」タイアップ作品となっています。「W」を上回るセールスを記録し、ソロでは初のTOP10入りとなりました。






◆12/15付アルバムウィークリーチャートTOP10

NEW    1位、EXILE ATSUSHI「Love Ballade」…81146枚
NEW     2位、大瀧詠一「Best Always」…37325枚
NEW      3位、SCANDAL「HELLO WORLD」…35699枚
NEW    4位、JUJU「RequestⅡ」…34397枚
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     5位、タッキー&翼「Two Tops Treasure」…23984枚
NEW       6位、スキマスイッチ「スキマスイッチ」…22413枚
NEW      7位、超特急「RING」…18986枚
(2)↓      8位、西野カナ「with LOVE」(4週目)…15266枚 
NEW     9位、クリープハイプ「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」…14062枚
(1)↓    10位、BIGBANG「THE BEST OF BIGBANG 2006-2014」(2週目)…13059枚




アルバムチャートはEXILE ATSUSHI「Love Ballade」が1位に初登場。初動は8.1万枚。前作「Music」は2位だったので、今作がソロで初のアルバムチャート首位獲得となります。(1stソロアルバムはEXILE「EXILE JAPAN」に収録される形だったため除外)


2位には大瀧詠一「Best Always」が初登場。初動は3.7万枚。大瀧詠一がアルバム週間チャートでTOP10入りを果たすのは「EACH TIME」(1984年)で2位を記録して以来で、30年7か月ぶりとなります。

今作は大瀧詠一にとって初のオールタイム・ベストアルバムで、「夢で逢えたら」のセルフカバーが収録されるなどの話題もあり、注目度が高い作品でした。


今週のアルバムチャートは上位に初登場作品が多く、1位~7位までが新譜となりました。そのため、先週まで残留していたワン・ダイレクション(3週目)やテイラー・スウィフト(6周目)がTOP10外にランクダウンしています。


<PICK UP>

23位 中森明菜「オールタイム・ベスト -オリジナル-」(18週目)…5061枚


来年にニューシングルとカバーアルバムのリリースを発表し、大きな話題を呼んだ中森明菜ですが、その報道の影響を受けてか今年8月にリリースしたベスト盤が再浮上しました。現在、CDリリースに先駆けてメディアへの露出、とりわけ”紅白へのサプライズ出演”があるのではないかと噂もされており、今後も何か続報などがあればセールスが勢いを取り戻し、更なるチャート上位への返り咲きもあるかもしれません。