2014年も残すところ僅かということで、簡単に今年1年を振り返り、2014年を締めようと思います。



※ハロプロに絞った2014年の総括をしましたので、こちらもよければどうぞ
ゆるっとプレイバック2014 ~ハロプロ編~





今年はオリコンチャート的に言えば、上を見れば相変わらずAKB、ジャニーズ、EXILEの3強で全くと言っていいほど新鮮味のなかった結果に終わりましたが、一方で「アナ雪」と「妖怪ウォッチ」の大ヒットという見どころもありました。

「アナ雪」は映画公開からじわじわと売り上げを伸ばしていましたが、流れが完全に変わったのは5月のデラックス盤リリース。

リリースの直後から売上げは急速に加速し、その週は15万枚以上のセールスを記録して首位を獲得しました。そこからの快進撃は最終的なセールス98.0万枚を見れば明らかですね。


「妖怪ウォッチ」も「ゲラゲラポーのうた」の見事なロングヒットは見ごたえがありましたし、Dream5&キング・クリームソーダの快進撃はかなり話題となりましたね。妖怪ウォッチブームはまだまだ収まりそうにないですし、2015年も何か大きなトピックスを作ってくれるんじゃないかと今から楽しみです。


一方で、これまでチャート首位が当たり前だった浜崎あゆみは2013年末に「Feel the love/Merry-go-round」で5位となり、長年の記録に終止符を打ち話題となりましたが、その次のシングル「Terminal」が週間24位でこれまた大きな話題に。「歌姫の凋落」とまで言われました。

しかし、この「Terminal」はアルバムからのリカットシングルで、一切の特典がない完全1種商法。売れるわけがないのですが、その点に関してはほぼ触れないニュースも多く、ちょっと浜崎あゆみは不憫でしたね。記録からも解放されたわけですし、2015年以降はこれまで以上に意欲的な活動をしてほしいものです。


そして、まだ記憶の新しい11月の出来事です。Mr.ChildrenがSexy Zoneに敗れ、21年ぶりに首位を逃しましたね。これも各所に大きな衝撃を与えるとともに様々な議論を巻き起こしました。

Sexy ZoneがMUSIC CARD商法を導入し、過去最高の売上げを記録したのが賛否両論の原因。このMUSIC CARDは昨年からavex系のアーティストなどに導入されるようになり、リスナーに安い値段で複数枚を購入させる手段として、そのアーティストの爆発的なセールス増加に貢献しています。

AKB48がまだ売れ始めの頃に握手会商法が大々的にバッシングされた時もそうですが、このMUSIC CARD商法も悪なのか、正しい販促活動なのかと論争になっていますが、それはやはり誰かが決められることではないでしょう。

”チャートはもうあまり意味のないものになってしまった”というのが毎年毎年繰り返し言われていますが、これが本当にその通りで現状のチャートは「何が売れているか」はわかりますが「何が流行っているのか」はわからないんですよね。

なので、これを尺度に流行とするのではなく、あくまでもひとつの目安として考えるべきなのですが、長年「チャートで上位=大人気」としてきた日本の音楽業界事情では、そう簡単に状況がかわることもなく、来年以降もオリコンが発端で何かしら議論が巻き起こるのではないかと思います。

特にEXILE系が取り入れている”ライブチケットにCDが付いてくる”という「CD付チケット商法」は他でもやりだせば話題になること間違いなしの商法なので、来年以降明るみに出て問題化するのではと。


まぁ、なんだかんだ私はチャートを眺めるのが好きなので、来年はいろいろな波乱が起きてチャートが盛り上がってくれればと思いますけどね。複数商法VSオリコン歴代記録保持者とかで白熱した戦いが繰り広げられるとか。もちろんチャートに依らないヒットの誕生や、配信でのヒット等々も楽しみですよ。

それでは2015年が音楽界にとって実りの多い年になるように願って、今年のオリコンチャート雑感の締めとさせていただきます。

皆様、良いお年を。