1/26付のオリコン週間チャートが公表されました。
シングルチャートではB'z「有頂天」が、アルバムチャートではSEKAI NO OWARI「Tree」がそれぞれ初登場首位獲得となりました。
その他、結果を見て気になるアーティストをピックアップします。
◆1/26付シングルウィークリーチャートTOP10
NEW 1位、B'z「有頂天」…133980枚
NEW 2位、水樹奈々「エデン」…43413枚
NEW 3位、米津玄師「Flowerwall」…19692枚
NEW 4位、SOLIDEMO「Rafflesia」…18776枚
NEW 5位、CROSS GENE「Future」…14425枚
NEW 6位、凛として時雨「Who What Who What(期間生産限定盤)」…12953枚
(1)↓ 7位、NEWS「KAGUYA」(2週目)…9908枚
NEW 8位、Silent Siren「KAKUSEI(完全生産限定盤)」…6220枚
(15)↑ 9位、BiBi from μ's「冬がくれた予感」(4週目)…5863枚
(5)↓ 10位、大原櫻子「瞳」(2週目)…5398枚
今週のシングルチャートを制したのはB'z「有頂天」でした。初動は13.4万枚。
B'zがシングルをリリースするのは約2年9か月ぶりで、久々のリリースとなった今作ですが、セールスは前作をやや下回る程度にとどめ、難なく週間首位を獲得。相変わらず安定した支持を得ているようです。B'zの首位獲得は47作連続。
2位は水樹奈々「エデン」がランクイン。初動は4.3万枚で前作より0.3万枚の増加となりました。週間TOP10入りは20作連続通算21作目。
3位は米津玄師「Flowerwall」がランクイン。初動は2.0万枚と前作を大きく上回るセールスを記録しました。米津玄師はアルバムでは高セールスを記録しており、すでにTOP3入りも果たしていましたがシングルでは今作が初のTOP10入りです。
今作は前作まではなかったUNIVERSAL MUSIC STORE限定販売盤、通常版、初回盤の全3種リリースであること、春から始まる全国ツアーの最速先行抽選シリアルナンバーが封入されたことなどがセールス増加の理由だと思われます。
今週も7位から1万枚割れという低調なチャートとなったため、旧譜が何作か上位に留まっていますね。NEWSと大原櫻子が2週連続のTOP10入りとなったほか、4週目のBiBi from µ'sは先週15位から9位にランクアップし、2週ぶりのTOP10入りとなりました。
◆1/26付アルバムウィークリーチャートTOP10
NEW 1位、SEKAI NO OWARI「Tree」…247964枚
NEW 2位、浜田省吾「Dream Catcher」…35050枚
(2)↓ 3位、E-girls「E.G.TIME」(4週目)…26874枚
(1)↓ 4位、乃木坂46「透明な色」(2週目)…26697枚
NEW 5位、DISH//「MAIN DISH」…18309枚
NEW 6位、凛として時雨「Best of Tornado」…17787枚
NEW 7位、キュウソネコカミ「ハッピーポンコツランド」…12142枚
(3)↓ 8位、いきものがかり「FUN! FUN! FANFARE!」(4週目)…9641枚
(6)↓ 9位、MAN WITH A MISSION「5 Years 5 Wolves 5 Souls」(4週目)…5175枚
(7)↓ 10位、May.J「May.J W BEST -Original & Covers-」(4週目)…5002枚
アルバムチャートはSEKAI NO OWARI「Tree」が首位を獲得。初動は24.8万枚というぶっちぎりの枚数となり、現在の人気の高さを知らしめる結果となりました。
今作には本格ブレイクとなったシングル「RPG」から、最新作で現在も配信でヒットを続ける「Dragon Night」までのシングル4作も収録されており、ブレイク必至の作品ではありましたが、初動が25万枚近くまでになるとはさすがとしか言いようがないですね。2週目以降も高いセールスを維持しており、新譜に引けを取らないチャートアクションを見せています。この調子で積み上げていけば40万、50万も見えてきそうですね。もし、50万枚に到達すれば年間チャートでも上位入りが期待できるでしょう。
紅白以降のメディア露出の多さも相まって再び配信を中心にセールスを盛り返しており、まだまだセカオワ旋風は続きそうです。
2位には浜田省吾「Dream Catcher」がランクイン。初動は3.5万枚。今作は浜田省吾にとって約9年半ぶりとなるオリジナル作品(2010年にベスト盤、2012年にライブ盤のリリースは有)となります。
映画「アゲイン 28年目の甲子園」の主題歌や、映画の題材となった「マスターズ甲子園」のテーマソングなどのほか、野球にまつわる全6曲が収録された企画盤のようなミニアルバムですが、久々のオリジナル作品ということもあってか安定したセールスを記録していますね。根強い人気が窺えます。
コメント