2015/5/18付オリコン週間アルバムチャートの4位にBLCD「抱かれたい男1位に脅されています。(初回限定盤 ロケバス痴漢セット)」がランクイン。

BLCD史上初のオリコン週間TOP10入りという快挙を成し遂げました。





ゴールデンウィークという大型連休の影響か、非常に冷え込んだ音楽CD市場。

5/18付のオリコン週間チャートをご覧いただけばわかりますが、首位で2.4万枚、4位からは1万枚割れ、9位で5000枚割れ、42位からは1000枚を割り三桁と非常に厳しい数字が並んでいます。

そんな今週のチャートに明るい(?)話題をもたらしたのがボーイズラブ関係の作品を扱うリブレ出版からリリースされた「抱かれたい男1位に脅されています。(初回限定盤 ロケバス痴漢セット)」です。

なんとこの作品、BL(ボーイズラブ)のドラマCDでありながらデイリー1位を獲得、さらに週間では4位を獲得するという快挙を成し遂げたのです。


デイリー1位獲得はネット上で大きな話題となり注目を集めましたが、そもそもこの作品、5/5付のデイリー初登場の時点で4位を獲得しており、今週がいくら超低レベル週だったとはいえ、その勢いはBL作品のそれではありませんでした。

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↑5/6付オリコンアルバムデイリーチャートで首位に浮上。セールスも3600枚と申し分ないです。


結局「抱かれたい男~」は4位→1位→4位→5位→4位と5日間に渡りTOP5をキープする好調な推移を記録し、週間では0.9万枚のセールスを記録。BLCDの中でも異例の大ヒットとなりした。

と言っても、私はBLCDにはまったく馴染みがないので、何枚売れたら大ヒットなのか等、あまり詳しくないのですが…。

簡単に調べてみたところ、大体1000枚前後売れる作品が多いようですね。チャートでも100位前後に初登場している作品は何作かありました。それに、最近は音楽市場の低迷もあり、こうした一定数の強固なファンを抱えているジャンルのほうが下手なアーティストより安定した人気を持っていることが珍しくなく、中には50位以内にチャートインする作品もあったようですね。

近年では2014年に「年下彼氏の恋愛管理癖」という作品が0.2万枚を売上げて24位に初登場していたのが恐らくBLCDというジャンルでは最高位だと思われます。

また、「純情ロマンチカ」などのアニメ化も果たしたヒット作のドラマCDでもオリコンチャートでは100位以内にランクインするのが限界だったようで、今作の初動0.9万枚は極めて高い数字だったのではないでしょうか。

(それともこれまでのBLCDはチャートに計上されないなんらかのルートで購入されていたのか…?)


実際、今作は本来の発売日が4/29だったのですが、あまりにも予約が殺到したため1週間延期したという経緯もあり、BL業界的にも空前のヒット作だったようです。

◆BLドラマCD、予約殺到で発売延期 キャストからメッセージも(ORICON STYLE)


というわけで、非常に話題になったBLCDのオリコン上位ランクインでしたが、ひとつ思うことは今回の件を受けて「サザン超え!ハマショー超え!」や「CD市場終わり過ぎ」といった煽り文句。

確かに、「抱かれたい男~」が1位を取った日は下にサザンや浜田省吾がランクインしていました。

ただし、サザンの「葡萄」は6週目、浜田省吾は2週目でした。確かにそんなに売れると思われていないBLCDが1位を取ったという物珍しさはわかりますが、旧譜の作品と比べるのはあまり意味がないのではないでしょうか。

それに今作は「BL作品にしては異例の大ヒット作」です。実際、週間セールス0.9万枚というのは純粋に高いセールスだと思います。ここ最近のアルバムチャートであれば、運が悪くなければ1万枚近く売れば大抵TOP10入りは出来ます。

つまり、今回は「抱かれたい男1位に脅されています。」があまりにも売れ過ぎたということです。


さすがに2週目以降も上位に居座ることはないと思いますが、累計はどこまで伸びるんでしょうね。

今回の件で、ついにBLCDまでもが上位に登場するようになったのかと、新たな時代の到来を感じました。






それにしてもBLCDのセールスについて一生懸命ブログで語る日が来るとは思いませんでした…これ、CDTVとかのランキングコーナーではどう放送するんでしょうか…。

あと、「(初回限定盤 ロケバス痴漢セット)」ってすごいな、いろいろな意味で…。