アンジュルムのニューシングル「出すぎた杭は打たれない/ドンデンガエシ/わたし」がリリースされました。

今作はグループ通算20作目であり、初期メンバーである福田花音の参加するラストシングルでもある今作ですが、アンジュルムにとって今年1番、いや、ハロプロにとって今年1番の作品ですよ、これは!







「大器晩成」でこれまでの逆境を一挙にひっくり返して始まったアンジュルムの2015年。

「乙女の逆襲」「臥薪嘗胆」「七転び八起き」と今年1年は同じコンセプトを貫き続けたわけですが、ここに来てまたもや素晴らしい作品をリリースしてくれましたよ。

新作は福田花音の卒業シングルですし、気合いの入った作品を期待していましたが、期待通りというか、むしろ期待以上でした。

今回はトリプルA面となっていますが、頭一つ抜けて「出すぎた杭は打たれない」がいいですね。「わたし」は福田ソロ曲なので別として、「ドンデンガエシ」も悪くないですし、なかなか充実した内容だったと思います。



というわけで、今回のシングルに収録された3曲です↓




「出すぎた杭は打たれない」

同じアップフロントに所属するガールズバンド、LoVendoЯのギター、魚住有希による楽曲。作詞は児玉雨子。魚住が他所に楽曲を提供するのは今回が初ですが、なんと素晴らしい楽曲をアンジュルムに寄越してくれたのか!という感動で胸がいっぱいです。
「出すぎた~」は各所でしきりに言われていますが、ハロプロ史上最速のBPM233を誇る曲。メタル風アレンジでこれまでにないハードさに仕上がっています。もはやハロプロらしさなんてものはまったくないんですけど、良いものは良いのです。まさにつんく不在で骨抜きになったハロプロに吹いた突風。高まり続けるアンジュルムのパワーを象徴する力強い1曲だと思います。
グループ全体で言えば、楽曲の力強さに対してメンバーの歌唱力がもう一息というところではありますが、田村や福田の実力はさすがといったところか。特にラストで気合い十分な福田は堂々としたパフォーマンスを披露していますね。これは武道館で披露されるのが大変楽しみです。
すっかりアイドル路線とは遠ざかりつつあるアンジュルムにますますノリにくい楽曲がきたということで、一部不評があったり、「ベビメタのパクリかよ」みたいな声もあるみたいですが、言ってるやつには言わせてろ!今年の個人的ハロプロ楽曲大賞がここに決定です!






「ドンデンガエシ」

こちらは以前に音楽番組「musicる TV」の企画、「ミリオン連発音楽作家塾」の℃-ute回で候補生だった宇宙慧による作曲。作詞は星部ショウ。宇宙慧は最終選考まで残るものの採用には至っていませんでしたが、どうやらちゃんとキープされていたみたいですね。こちらもロックナンバーなのですが、「出すぎた~」とは毛色の違うアニソンライクな1曲。
「ミリオン~」の企画見た人ならわかると思いますが「愛のコンテュニアス」と同系統の曲が来たな~って感じですよね。Bメロで聞かせてサビでブレイクして駆ける感じの曲。ただ、今回はしっかりとアレンジも施され、以前よりも洗練された仕上がりになっています。キャッチーで王道なメロディなので、こちらのほうが万人受けする楽曲ではありそうです。MVもかっこいい感じに撮られていて悪くないですね。






「わたし」

ロックな2曲と打って変わってアイドル全開のこの曲は福田花音のソロ曲。モーニング娘。のように卒業者にソロ曲が与えられるのは今回が初めてです。卒業・加入システムが完全に定着したアンジュルムですから、恐らく今後もこの流れは続くのではないでしょうか。
さて、楽曲はシャ乱Qのたいせいが作曲。作詞は卒業後、作詞家への転身を宣言した福田自身が行っています。内容はアイドルを卒業する=アイドルという肩書きがなくなる自分について書いたもので、福田の心のうちが素直に書かれているのではないかと思われます。
曲はアイドル然とした可愛らしくポップなものになっていますね。MVもピンク!キラキラ!とカワイイオーラ全開な感じで、福田のエッグから数えて11年のアイドル人生の最後を華々しく飾る1曲でしょう。




というわけで、とりあえずアンジュルム最高!の一言に尽きるわけですよ。

全然行く気なかったんですけど、このシングルがリリースされて、急遽福田卒業記念武道館を見に行くことにしてしまいました。29日がとても楽しみです。

アイドルなんて聴かないぞ、という皆さんも「出すぎた杭は打たれない」をぜひご一聴していただきたいと思います。