2015年のハロプロ+αを振り返ります(今更)
2016年も早1か月が終わり、すでに2月に。
いよいよハロプロ各グループが2016年第一弾シングルをリリースする「春のリリースラッシュ時期」に突入するわけです!
◎春のリリースラッシュ予定
・2月3日 NEXT YOU/Juice=Juice「Next is you!/カラダだけが大人になったんじゃない」
・2月17日 こぶしファクトリー「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」
・3月9日 カントリー・ガールズ「ブギウギLOVE/恋はマグネット/ランラルン~あなたに夢中~」
・未定 アンジュルム(4月?)、℃-ute、モーニング娘。'16
今週のJuice=Juiceを皮切りに、2月はこぶしファクトリー、3月はカントリー・ガールズのリリースが決定していますね。℃-ute、モーニング娘。'16、アンジュルムは未定ですが、アンジュルムは外部サイトに4月のリリースとの情報が掲載されており、一応その可能性がある状態です。
脱つんくプロデュースをしてから2年目となる2016年ですが、各グループがどのようなスタートを切るのか注目が集まります。
と、その前に2015年のハロプロをさらっと振り返っておこうと思います。
なんだかんだハロプロ楽曲大賞とかも触れずじまいでしたしね。今更になってしまいましたので簡潔に。
まず、2015年のハロプロ・アップフロント楽曲の個人的ベスト25を選んでみました。
◆Berryz工房
Love together!
「Love together!」
…2015年、最重要トピックスであるBerryz工房の活動休止。
ラスト公演で披露された「Love together!」は多くのハロオタの心を打ちました。
◆モーニング娘。'15
夕暮れは雨上がり
スカッとMy Herat
「スカッとMy Herat」
…引き続きつんく♂プロデュースの娘。
EDM路線をついに脱したので、新たな展開に期待したいですね。
◆アンジュルム
大器晩成
臥薪嘗胆
出すぎた杭は打たれない
わたし
友よ
「大器晩成」
…今年の楽曲大賞で優勝した「大器晩成」をはじめとして、良質な楽曲に恵まれた1年でしたね。
個人的にはLoVendoЯの魚住姉さん作曲「出すぎた杭は打たれない」が一番でした。
◆Juice=Juice
Ca va ? Ca va ? (サヴァサヴァ)
CHOICE & CHANCE
生まれたてのBaby Love
「CHOICE & CHANCE」
…「Wonderful World」の週間首位獲得にはじまり明るい話題が多くありましたね。
1stアルバムは星部ショウの活躍により名曲揃いとなりました。
◆カントリーガールズ
愛おしくってごめんね
わかっているのにごめんね
「愛おしくってごめんね」
…カントリー娘。を引き継いだ新グループですが、当初のヲタの心配をよそにかなりの活躍を見せました。
楽曲も他のグループがやらなくなってしまったカワイイ系路線で、一番アイドルらしいんではないでしょうか。
◆こぶしファクトリー
念には念
ドスコイ!ケンキョにダイタン
「念には念(念入りver.)」
…グループ名からして狂気ですが「念には念」の狂いっぷりも凄まじかったですね。
レコ大の最優秀新人賞受賞は明るいニュースでした。
◆ハロプロ研修生
Say! Hello!
Crying
青春Beatは16
テーブル席空いててもカウンター席
「恋したい新党」
…ハロプロ研修生のアルバムが間違いなく2015年のハロプロ最高傑作だったというのは譲れないですね。
こんなに多彩な楽曲を作れるつんくさんはやはり天才と言わざるを得ないです。
◆LoVendoЯ
いいんじゃない?
普通の私、ガンバレ!
「普通の私 ガンバレ!」
…ついにメジャーデビューを果たしたLoVendoЯの1stシングル。
華々しい楽曲でデビューシングルに相応しい楽曲でしたね。
◆Bitter & Sweet
恋愛WARS
「恋愛WARS」
…昨年やっとミニアルバムもリリース出来たビタスイ。
2016年こそメジャーデビューを果たしてほしいところ。
◆チャオ ベッラ チンクエッティ
二子玉川
「二子玉川」
…謎の改名を経たチャオベラのシングル曲。
影が薄い楽曲になってる感は否めませんが、森高千里の「渡良瀬橋」を彷彿とさせる世界観の沁みるバラード。もっと聴かれるべき。
◆リズム天国
I'm a lady now [Hotzmic]
「I'm a lady now」
…つんくのDNAを本当の意味で引き継いでいるHotzmicの楽曲に新たな可能性を感じました。
グループ別にざっとこんなもんですかね。
やはりBerryz工房の活動休止の衝撃がNo.1トピックとして、ハロプロ研修生の奇跡クオリティのアルバム、アンジュルムの「大器晩成」による劇的幕開け、そしてつんく♂のハロプロ総合プロデューサー離脱明言等々、2014年に続きなかなか激動の年でありました。
率直に言って、2015年のハロプロは物凄いスピード感があったんじゃないかなと思います。
ハロプロをハロプロたらしめていたのはやはりつんく楽曲の存在が大きかったと思うのですが、作詞のみの提供はあれど、基本的にモーニング娘。以外は楽曲制作からつんくさんが外れ、新体制へと変わっていったわけです。
その変化はあまりにも急だった。いや、急にせざるを得なかったというのが正しいのか。
表に立つ存在であり、ハロプロを背負う存在でメンバー・ヲタにとっても精神的支柱であったつんくさんの離脱は否応にも一定の反発を生んだはずです。
それをきっかけにハロプロブランドの土台を揺るがすわけにはいかない事務所側はとにかく新たな体制作りが急務だったわけで、それが今の楽曲主義、そしてメンバー増員の人海戦術に繋がったんではないでしょうか。
実際、その戦略は一定の成功を収めたと言えますね。
「大器晩成」をはじめとするアンジュルム楽曲は次々と大きな話題となりましたし、謎の新星である星部ショウの大活躍は目覚ましいものでした。
でも、正直、物足りなかった。
良い曲はあっても、ずっと聴きたいと思える曲にはなかなか巡り合えなかった1年だったなと。
思うに、最近のハロプロはとにかく”頑張りすぎ”
口を開けば「負けない」「諦めない」等々、とにかく負けん気全開なわけですよ。
もちろんそれでもいいんですけど、そればかりで若干疲れたというのが正直なところですよ。
歌詞が直球なら曲も直球。わかりやすくはありますが、少し噛んだだけで味がしなくなるんです。
私はもっと、頑張らなくてもええねんで、もっと弱いところを見せてもええねんで、と思うわけです。
繊細かつ壮大でカオスな少女世界を作り出すのはつんくさんの得意技でしたが、それを再現するのはやはり至難の業か。まぁ、非つんく曲が好評を博してる現状なので、人によって賛否あると思いますが、個人的には断然つんく楽曲派なので、やっぱり残念な気持ちは拭えなかったですかね。
アップフロントが新グループを急造してるのも首をかしげざるを得ないし…こぶしはうまく軌道に乗せた感じはしますが、つばきはどうするんだろうか…。
いろいろ思うことはありまして、自分でもびっくりするくらい2015年はハロプロに対してやや冷ややかだったなーと思いますよ。そもそも2015年の振り返りをこんな時期までしなかった時点でお察し…。
2016年は一生懸命応援したいなと思うんですけどね、とりあえずJuiceがつんくプロデュースなのが救い。そして、こぶしファクトリーにも気合いの入った楽曲が提供されてることも朗報。めちゃくちゃにがならせまくってるのは気になるけど。
2014年、2015年と結構悲しい出来事が多かったですから、今年はハロプロにとって明るいニュースが多い年になってほしいものです。
あと、ハロヲタの皆さんにはぜひ非ハロのアップフロントアーティスト達にも目を向けていただいて…Bitter & Sweetとか超いいですよ。ほんと、応援するなら今ですよ!今!
コメント