こぶしファクトリー「桜ナイトフィーバー/チョット愚直に!猪突猛進/押忍!こぶし魂」(2016/2/17)



ハロプロ期待の新ユニット、こぶしファクトリーの2ndシングル。

1stに続くトリプルA面シングルで、3曲とも気合いが入った作品になっているんですが、私は「桜ナイトフィーバー」を推していきたいと思います。






「桜ナイトフィーバー」



「桜ナイトフィーバー」は元々、2015年の2月にKANがシングルとリリースした楽曲。

同年3月にはハロプロ合同コンサートである「ひなフェス」で、全員歌唱用にアレンジされていましたが、今回はその時のアレンジを下敷きにして作られたもののようです。

まさかKANさんの楽曲がこぶしに宛がわれるとは意外でしたが、このハマりよう!

編曲はダンス☆マンが担当していますが、さすがというべきゴージャスなアレンジ。KANの楽曲にある和のテイストがディスコ・ファンクと上手く絡み合っていて原曲よりもアイドル仕様に、煌めき、高揚感ある楽曲となっています。

また、この曲でとりわけ特徴的なのがやはり歌詞ではないでしょうか。

タイトルを一見するとよくある「桜ソング」ですが、歌詞を聞くと中身はまったく逆の「アンチ桜ソング」。
春だ桜だと浮かれる人々をシニカルに見つめる内容となっています。

ラストサビでは「女子も男子も胸はだけ」や「誰彼お酒飲んで触る」なんて、お花見の席でのお祭り騒ぎなシーンをさらっと歌っちゃったりしてます。

KANが歌うとアップテンポながら桜目線からの哀愁漂うニュー桜ソングですが、アイドルにそれを歌わせるというのもなんだか斬新。わざとか、アップフロント。


そんなわけで、良い曲をこぶしに歌わせてくれてありがとうKANさんって感じでした。

KANさん、ほんと優秀なメロディメーカーですよね。真野恵里菜に楽曲提供してたときも正統派アイドル然とした楽曲で見せつけてくれてましたけど。もっとハロプロに関わってくれてもいいとは思いますが…。卓偉さんといい、KANさんといい、アップフロントにはほんと優秀なアーティストが多いんだから、事務所は頑張って生かせよと。まぁ、KAN楽曲にマッチするアイドルが今はハロプロに不在というのもあるのかもしれないけど。


トリプルA面の中だと、ヒャダインこと前山田健一が作った「チョット愚直に!猪突猛進」が話題にあがりがちですが、もっと「桜ナイトフィーバー」も注目されるといいと思います。

そしてKANに注目が集まって、アップフロント内でうまみを分け合ってほしいものです。実際、今回の件でKAN楽曲が「愛は勝つ」以来の週間首位獲得なんですよ!(約26年ぶり!)

卓偉さんが「大器晩成」でスポットを浴びたように、KANさんにも今まで以上のスポットを当てようじゃありませんか。

というわけで、試しにでもKANバージョンを聴いてみてくださいね。



「桜ナイトフィーバー」(原曲)はKAN「6×9=53」(2016/2/3)に収録されてます。


◆追記

アップフロントのYoutube番組「アプカミ」にて「桜ナイトフィーバー」のライブ映像が公開されましたよ。



動くKANさんをぜひご覧あれ。