7月末から9月半ばにかけて、結構ライブに足を運んだのですが、特に8月末から9月にかけて、普段はあまり行かないフェス形式のライブに何度か行きまして。フェスっていざ行ってみると楽しいもんですよね。

8/25にBuono!Festa(日本武道館)、8/28にa-nation(味の素スタジアム)、9/17にAugusta Camp2016(コニファーフォレスト富士急ハイランド)に行ってきたのでゆるっとメモ。

当記事ではBuono!Festaについて書いてます。






◆Buono!Festa(日本武道館/2016/8/25)


Buono!Festaはハロプロのアイドルグループ、Berryz工房と℃-uteからの選抜メンバーで結成されたロックアイドルユニット、Buono!による待望の武道館公演に加えて、夏焼雅を中心とする新ユニット、PINK CRES.のお披露目などもBuono!メンバーに関係するハロプロアイドルによるライブが行われたフェスです。まぁ、名目上はBuono!単独公演で、PINK CRES.やカントリー・ガールズ、℃-uteはゲスト出演したという感じですかね。

2012年にミニアルバム「SHERBET」をリリースして以降は表立った活動がなく、Berryz工房祭り等で企画として限定的にパフォーマンスするのみだったBuono!ですが、ついに完全復活ということで大いに話題となった今回の公演。チケットも早々に売り切れるなど、どれだけ多くのハロヲタがBuono!を待ち望んでいたかがよくわかりますが、私ももちろんBuono!の活動を心待ちにしていた1人なので、このライブも見るしかないと思い、武道館は取れなかったのでライブビューイングで楽しんできました。

夏焼雅新ユニット、PINK CRES.やら、解散を発表した直後の℃-uteやら、本編以外も見所がありましたし、何より久々のBuono!がとにかく素晴らしくて非常にいいライブだったなと思います。

舞台を覆うBuono!の幕が取り払われると共に現れたBuono!とバックバンドのドルチェに会場からは大歓声があがり、1曲目で早くも新曲の「ロックの聖地」が披露される激アツのセトリ。 ここでBuono!にとって重要な1曲「ロックの神様」ではなく、そのアンサーソングである「ロックの聖地」を演るというのが粋ですよね。そして、2曲目は挨拶代わりの「we are buono!」、3曲目ではファン人気も高い名曲「ロッタラ ロッタラ」と、開始早々高まらざるをえない選曲に早くも熱くなる思いでした。


Buono!「ロックの聖地」





ここで会場は暗転し、Buono!は一旦はけて夏焼雅新グループの軌跡をまとめた映像が流れ、夏焼雅新グループがステージに登場します。けたたましいサイレンの音が鳴り響き「warning~未来警報~」が始まると、続けてミドルテンポの楽曲「ウワノソラ」を披露。印象としては無個性なデジタルサウンドで、少し前のエイベックス風な感じでしょうか。MCでメンバー紹介、そしてグループ名の発表があり、PINK CRES.(ピンク クレス)という名前が発表されました。「CRES.」はCRESCEND(クレッシェンド)の略で、だんだんと大きく成長したいという思いから、とのこと。最後にEDM風味の3曲目「Summer Wonderland」を披露。さすがオシャレ女子がコンセプトなグループだけあって、楽曲の方向が普段のハロプロとは全然違って、これは完全にターゲットがヲタじゃないなと感じましたね。とりあえず同じ3人組ユニットでハロプロの大先輩、石川梨華がセンターを務めた美勇伝のように語り継がれる(?)グループになってほしいと思いました。


続いて劇団ももちことカントリー・ガールズが登場し、恋泥棒、どーだっていいの、愛しくってごめんねの3曲を披露。

さらに続けて℃-ute登場。生で見る「人生はSTEP!」の切れ味の鋭さに圧倒されました。解散発表後ということもあってか、いつもより凄みを感じたというか、鬼気迫るものを感じましたね。それにしても、鈴木愛理はBuono!とはまた違う凄みがあるなとしみじみ。

最後にカンガルと℃-uteでBuono!の1stシングル「ホントのじぶん」を披露するという何気にレアなコラボがありまして、いよいよBuono!が再登場。

後半の見どころは新曲「ソラシド~ねえねえ~」。

赤い公園の津野米咲による楽曲ですが、そもそもこれがもう名曲で。4年ぶりの新曲というのも頷ける完成度の高さだと感じます。とにかく爽やかなメロに前向きな歌詞が乗った1曲ですが、ボーカルは結構テクニカルで、Buono!の3人の力量が試される1曲なのですが、しっかり生でも歌いこなす3人は流石です。落ちサビの嗣永のロングトーンや最後の鈴木のハイトーンボイス等の聞き所は圧巻。

ハロステで映像が公開されましたが、「Kiss! Kiss! Kiss!」のベッドに眠る3人も見どころでしたよね。「眠いから歌って」可愛すぎかっていう話ですよ。そして、白いドレスに着替えてのアコースティックコーナーではストリングス隊も登場しての聴かせるパフォーマンスを披露。久々のBuono!をじっくり味わえるコーナーでした。


ハロ!ステ#184…Buono!「ソラシド~ねえねえ~」「Kiss! Kiss! Kiss!」が見れます。


ライブも後半戦になると人気曲が次々登場。「泣き虫少年」、「カタオモイ」、「初恋サイダー」と続きました。

偉大なる代表曲「初恋サイダー」はさすがの盛り上がりでした。イントロが流れた瞬間の大歓声は凄まじく、そして実際に披露された「初恋サイダー」も当然凄まじく。インディーズ・アイドルのアンセムとなった楽曲ですが、これこれ!これが本物の迫力!圧力!とにかく素晴らしい!

ラストスパートでは「ブラボー」や夏焼お気に入りの1曲でつんく渾身のロックナンバー「MY BOY」などが演奏され、最後はBuono!の誇る名曲の一つ「恋愛■ライダー」で本編は締めとなりました。

そして、アンコールでみんなお待ちかねの「ロックの神様」が!ついに、ついにドルチェ付きの完全版を武道館で聴けた…これには私も大感動。Berryz工房武道館で披露されたときはカラオケだったし、活動休止でハッピーなムードではなかったので、今回いよいよ正真正銘の「ロックの神様」が武道館で披露されたな、と感じました。

そして、「ワープ」が披露された後、ストリングス隊を抱えて「タビダチのうた」を披露し、Buono!念願の武道館公演が終幕となりました。


久々だということもありますが、とにかく良かった!Buono!を4年間も凍結させた事務所はどうにかしてるな!なんて思ったりもしますが、きっといろいろな事情があり、今ようやくタイミングが合ったんでしょうね。この4年間はなかなかに激動の4年でしたし。

何はともあれ、こうして再び日の目を見る時が来て、盛大にライブが行われて何よりです。

久々のシングルもDVDシングルという形態でリリースされましたし、どうか今後もこの調子で活動してくれたらなという思いでいっぱいですね。年3枚リリースとか、握手会とかほんとそんなのいらないので、緩やかでも継続した活動をしていただきたいものです。

私はハロプロに関してはつんく至上主義者ですが、Buono!は例外で外部もどんと来いなので、後期のメロン記念日ばりにいろんなロックバンドとコラボっちゃえばいいと思います。アップフロントさん、期待してます。





そして、Buono!の話だけで長くなってしまったので、a-nationとAugusta Campの話は別記事で書きます…短くまとめるつもりが、書き始めるとついつい長くなっちゃうのが悪い癖ですね…(;´∀`)