BUCK-TICK「アトム 未来派 No.9」(2016/9/28)

1.cum uh sol nu -フラスコの別種-
2.PINOA ICCHIO -躍るアトム-
3.DEVIL'S WINGS
4.El Dorado
5.美 NEO Universe
6.BOY septem peccata mortalia
7.樹海
8.THE SEASIDE STORY
9.FUTURE SONG -未来が通る- 
10.曼珠沙華 manjusaka
11.Cuba Libre
12.愛の葬列
13.NEW WORLD -beginning-






いよいよ来年30周年を迎える大御所ロックバンド、BUCK-TICK19枚目のアルバム。

斬新なアルバムタイトルに意味深なジャケットと、見た目から前作同様にシュルレアリスムな世界観が展開されている今作。内容は結構手堅いものになったんじゃないかと思います。

中毒性の高いリズムを備えたノイジーな楽曲が並ぶ中に、デカダンスな世界観を醸し出す歌謡的な楽曲が入り乱れ、そして最後には未来への希望を感じさせる傑作「NEW WORLD」が据えられているという、それぞれ感じが違う作品が並ぶのですが、それが全てBUCK-TICKの曲として成立しており、するする聴くことができる全体のまとまりの良さを感じました。

それはもうキャリアの成せる技というか、BUCK-TICKの高い音楽性が今作もズバッと炸裂したという感じです。冷静になるとなかなか混沌としたアルバムですが、耳がBUCK-TICK仕様になっているファンには問題なく楽しめるいいアルバムになっていますね。スルメ要素の強い楽曲が多いので、ライトファンには前作と比べると敷居が低くない雰囲気もありますが。

ただ、「NEW WORLD」は誰でもどんと来いなとっつきやすさと、BUCK-TICKの感性が上手くミックスされているなと。刹那的で疾走感あるメロディーと限りない希望を感じさせる詞に「GALAXY」と似たキラメキを感じました。いやはや、名曲。MVも良かったです。




2016年もまもなく終わり、いよいよ30年という大台に乗るBUCK-TICKですが、彼らの進む未来に何の心配もいらないというのが今作を聴いてもよくわかります。昔も今も変わらずマイペースに、唯一無二の楽曲を生み出し続けるBUCK-TICKの未来は明るい!

というわけで、いよいよ今日がツアーファイナル、毎年恒例の武道館公演ですね。

私は3年ぶりに武道館公演行けることになりまして、これも今年1年頑張った自分へBUCK-TICK神からの贈り物だなと感謝するばかりです。

2016年お疲れ様でしたということで、BUCK-TICKで年の終わりに華を添えたいと思います。

さぁ、いざ行かん!武道館!