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今年で17回目を迎える年末恒例行事、BUCK-TICKの武道館公演に行きました。





BUCK-TICKの年末武道館公演は2013年に行って以来、チケット抽選に外れ続けて行けなかったのですが、今年はチケットの女神が微笑んでくれまして、無事チケットがご用意されたんですよ。ほんと今年1年いろいろ大変だったけど、挫けず生き抜いてよかったなと神にBUCK-TICKに感謝するばかりです。


というわけで、今回の武道館公演は9月にリリースされたアルバム「アトム 未来派 No.9」のツアー最終日となっておりまして、アルバムの感想は先の記事にちょろっと書きましたが、今作は世界観的にも音的にも割と重めのアルバムですし、ライブ映えが期待できそうなラインナップですから、年末というスペシャル感も手伝ってワクワクですよね。

ライブのお楽しみの一つであるグッズも、今回は「アトム」というワードにひっかけて、なんと「鉄腕アトム」とのコラボが実現するというあまりにも安易ながら、あまりにも面白いアイテムも登場しちゃったりで、これはぜひ欲しいなということで、夕方頃にグッズ列に並び、無事Tシャツとバスタオルを入手してまいりました。

ほんとはパスケースとフェイスタオルが欲しかったんですけど、パスケースは12/23の公演を以って販売終了しているし、フェイスタオルは目前で売り切れるし、まぁ、ついてなかったということで仕方ないね。

グッズも調達して武道館内に入り、開演を待ちわびるわけですが、今回はステージ上に何やらデコボコした球状の白いモニュメントが鎮座してるじゃありませんか。分裂の最中の細胞のような不思議な形をしていますが、果たしてライブの中でどのように使われるのか期待が膨らみます。

そして18時半を過ぎたころ、会場の明かりが一斉に落ち、ライブがスタート。

すると、ステージ上のモニュメントは映像が投影され、今にも弾けそうに胎動するコアに様変わり。なるほど、映像スクリーン代わりとして利用するためのモニュメントだったんですね。それにしても、BUCK-TICKの始めの演出は毎回テーマに沿って凝った映像が流されるのでこれもライブならではの楽しみの一つですよね。

映像とインダストリアルなBGMが流れるなかでステージに登場する櫻井さんを除くメンバー。そして、「アトム 未来派 No.9」の1曲目でもある「cum uh sol nu -フラスコの別種-」が今公演の始まりを飾ります。摩訶不思議な曲調に乗せ、呪文のような歌詞を朗々と歌い上げる櫻井さんの教祖感。いやぁ、BUCK-TICKって感じですよ。一昨年の「或いはアナーキー」ツアーでは「DA DA DISCO」始まりでとんでもねぇなと思わされましたが、あれを上回るとんでもなさ。こんな曲でライブ始まるバンド他にいないですよね…そこが良いですよね…。

続けて「PINOA ICCHIO -躍るアトム-」が演奏されたほか、「Baby、I want you.」など最新アルバム外の曲も演奏され、会場も暖まってきた頃、ステージに異変が起きました。「El Dorado」のイントロが鳴った時なんですけど、ステージ上に鎮座していたモニュメントが突如形を変え始めるというサプライズ。

それまでは分裂中の細胞みたいな形であり、胎動するコアだったものが花開き、禍々しいような神秘的なような花に、あるいは大きく羽を広げ飛び立とうする蝶のような形状に変化したのです。そして、变化を遂げたモニュメントは「FUTURE SONG -未来が通る-」の時にスクリーン裏に消え、代わりに数枚のスクリーンにサイケデリックな映像が映し出されるという演出。さらに、本編終盤では「曼珠沙華 manjusaka」にて、赤い彼岸花が咲き誇り、「愛の葬列」では黒い何かが列をなして歩を進める映像という、曲によって想起される誕生から死までのストーリーが、映像を伴って表現されたという感じでしょうかね。

本来、アルバムのラストを飾る「NEW WORLD」を本編で披露せず、「愛の葬列」で終わるというのがまたいいですね。「愛の葬列」でズンと底に沈んで終わるのが、最近のBUCK-TICKらしいというか、櫻井さんらしいというか。観客も「愛の葬列」を手を合わせて静かに見つめるものですから、なかなか厳かな空間になっていました。

とか思っていたら1度目のアンコールのセトリが「キラメキの中で…」、「見えないものを見ようとする誤解 全て誤解だ」、「無題」という厳か超えて暗黒の選曲。さすが暗黒おじさんズことBUCK-TICK。なんだこのセトリ。

特に「無題」はこのところしょっちゅう選曲されている印象。メンバーもお気に入りなのか、ルナフェスでの喝采(?)が効いたのか、わかりませんけど、今回もばっちり重苦しくて胸が詰まる思いでした。櫻井さんの歌唱も聴くたびに深化しているような、ママ・パパに対する焦がれ感というか、熱情が凄い。

と思えば、ダブルアンコールは「天使は誰だ」、「形而上 流星」、「ROMANCE」という選曲。今回はぶち上げダンスナンバーがセレクトされていない分、聴かせるアンコールだったなと感じました。特に、「ROMANCE」」は凄く…官能的という言葉がピッタリのパフォーマンスで。というか、カメラがいやらしい(そのままの意味で)

先の横アリでの「ROMANCE」は雰囲気たっぷりで凄まじい完成度のパフォーマンスでしたが、今回はまた違った意味で魅せるステージだったのではないでしょうか。特に女性の皆様にとっては。

そして、櫻井さんからのMCにて「みなさんの輝かしい未来のために…」と有り難いお言葉をいただけて、2017年も頑張って生きよう…と心で感涙している最中で始まった2016年を締めくくる大トリ楽曲「NEW WORLD」が奇跡の大名曲過ぎて、心で泣くに留まらずリアルに泣きました。

闇を極めるBUCK-TICKは、一方で愛と希望に満ちたバンドでもあるんだよなぁと。闇があるから光があって、逆もまた然り。BUCK-TICKはいつだって未来を見据えている希望のバンドなんですよね。まばゆい真っ白なライトに照らされ、前を向いて未来を指差す櫻井さんの姿に希望しか感じなかった。辛いことばかりの人生だけど、闇を切り裂いて未来に進む力をこの曲から、BUCK-TICKからもらった気がします。2017年も、この悲しくて可笑しい世界で頑張ろう。

というわけで、武道館公演、文句なしですよ当然。2016年も充実したBUCK-TICKライフを送れたなと、感謝感謝。

「NEW WORLD」で瞳を潤ませつつ武道館を後にしようと上着を羽織った…その時です。

流れるテーマソング、スクリーンに映るBUCK-TICKの文字、本日のライブ映像…

そして、BUCK-TICK デビュー30周年記念プロジェクト始動のお知らせ!!!!!!

まぁ、30周年ですから、何かしらあるとは誰もが思っていたでしょうが、やはり発表されるとテンション上がっちゃいますよね。

今回の発表では

1.30周年記念ベスト盤をリリース

2.お台場特設会場にて単独野外ライブを開催

3.THE DAY IN QUESTION2017ツアーを10月より開催。内、12/23には群馬・高崎アリーナ、12/28、12/29には武道館2daysを敢行

4.2018年春にニューアルバムをリリース

という4つが明らかになりましたが、and more…ということで、追って更なるプロジェクトが発表される可能性も高そうです。

まぁ、ベスト盤は既定路線として、単独野外、武道館2daysとは、なかなかサプライズ。これはぜひとも参加したいものです。また、来年どころか、再来年の春のアルバムリリースまで予告されたのも驚き。さすがのBUCK-TICK、未来しか見えない。

30周年のアニバサーリーイヤーを精一杯楽しむためにも、皆さん!今から貯金です!

とりあえずお正月のおかずを一品減らすところから始めましょうかね…。



武道館終演後に張り出された告知ポスターです↓

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2017年も頑張って生きるぞー!