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アイドルグループ、Especiaが主宰するライブイベント「REGALO de SPICE」@表参道WALL&WALLに行きました。

Especiaは3月26日の新宿BLAZE公演を以って解散することを発表しています。今回のイベントは解散を前に急遽開催が決定したもので、Especiaのほか、NegiccoのMeguや、同じ事務所の後輩であるCUBERSが出演しました。



2012年に10人組アイドルグループとして結成され、その後は紆余曲折あり、現在3人で活動を行っていたEspeciaですが、ついに2017年3月解散…。非常に惜しく思っています。

デビュー当時からアイドルらしからぬ渋い玄人向けの楽曲が一部層にバカウケしていたEspeciaですが、元々活動の中心だった大阪を離れ、東京進出した頃(いわゆる第2章Especia)から路線変更を図ったのがやはりまずかったのでしょうか。

私としてはむしろ第2章から俄然注目度を増して、ちゃんと彼女たちを見るようになったので、本当に今回の解散が残念でならないです。もちろん楽曲は初期の頃から大好物だったので聴いてましたが、2章からはもうなんかいろいろ凄くて、目を離せなくて…。

東京進出をきっかけにすでに5人まで減っていたメンバーは2人を残すのみとなり、新メンバーとして外国人のミア・ナシメントが加入。楽曲は全英語詞でポップ性皆無のオルタナティヴな路線へ。これだけでも面白すぎるのに、ヴィジュアルとかも、顔全体で布で多い、何故か手にはミネラルウォーターを持つという謎のスタイルに変わったりとか…狂ってるとしかいえない。最高ですよね。

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↑第2章スタート時の写真。どうしてこうなった。


そういうわけで、Especiaめちゃくちゃ応援することに決めたんですけど、そんな第2章スタートから1年経たずに解散。まぁ、そうなるか…って感じで、もう残念としか言えない。

せめて解散前に一度生で見ようと思ったのですが、なかなか機会に恵まれず、見れず仕舞いかと思った矢先に今回の緊急イベントですよ。イベント名にある”REGALO”はスペイン語で”贈り物”の意味。さしずめ、今回のライブは解散前にEspeciaからファンに向けた贈り物ということでしょうか。せっかくEspeciaがライブを見る場を設けてくれたのですから、これは行くしかないでしょうという感じで今回行くことを決意しました。

場所は表参道の交差点に位置する表参道WALL&WALL。始めてきましたけど、かなりの好立地にありますね。しかも、まだオープンしたばかりということで、大変キレイかつオシャレ。狭いですけど、言い方を変えればちょうどいいサイズ感。

今回のライブ、開場17時で開演も17時というよくわからない時間設定だったので、とりあえず17時めがけていったんですけど、案の定列が出来ていて入場は17時を15分ほど過ぎた頃に。これ、中でもう始まってるの?と思ったんですけど、どうやらDJ Michelle Sorryによるプレイングの時間を含めて開演ということだったらしく、会場ではいろいろなディスコミュージックが流されているのみで、ステージが始まっているというわけではなかったです。

そんな時間が40分ほど続いた頃、本日のゲストで、かつてNegipeciaとしてシングルをリリースしたこともある盟友、NegiccoのMeguがDJ Meguとして登場。Negipecia「Girl's Life」などをDJプレイ。時折、軽い振り付けをしたり、歌を口ずさんだりして、楽しそうな姿を見せていました。

DJ Meguが出番を終えると、いよいよステージの開始です。Especiaの前に、まず事務所の後輩である男性アイドルグループ、CUBERSが出演。

CUBERSは2015年に結成されたばかりのグループで、これまでにシングル3枚とアルバム1枚をリリースしています。現時点では知名度的にもセールス的にも売れているとは言えないですが、彼らの強みはとにかく曲が良いということ。あの事務所、Especiaに関してもですけど、曲だけはこだわりが深いというか、制作陣の趣味だろってくらい凝ってる節がありますから、CUBERSも例外でなく、ディスコ・ファンクを基にした楽曲群はなかなか聴けます。コンセプトを”聴けるボーイズユニット”としてるだけありますね。


CUBERS「Samenaide」


というわけで、そんなCUBERSがステージに登場し、「Samenaide」をはじめ、「Bi' Bi' Bi'」や「STAND BY YOU」などを披露。途中、自己紹介や短めのMCもありつつで40分ほどのステージでした。

今回のイベントはEspeciaを解散前に見届けたい人がそりゃ大多数だと思ってたので、CUBERSはめちゃめちゃアウェイなんじゃ…と思ってましたが、意外とCUBERSファンの女性も多く、Especiaファンの男性群もしっかりノッていて(若干悪ノリしつつですけど)、なかなか盛り上がりました。CUBERSはアイドル的にどうかは別にして、曲に関しては良い曲も多いので、今後活躍の場が広がればなと思います。ぜひ、事務所の諸先輩方のように突然活動休止やら解散やらとならないようにお願いします。

CUBERSでいい感じに場も温まったところで、いよいよ本日のメインであるEspeciaが登場です。私服をちょっとアレンジしたという、ナチュラルな衣装で登場した3人は初めに耳触りの良いムーディな曲「くるかな」を披露。続けて、2016年にリアレンジもされた名曲「海辺のサティ」、グルーヴィな「ナイトライダー」と、第1章の楽曲を披露していきます。

MCを挟み、ミアを軸とした全英語詞の「Savior」を披露。ミステリアスで都会的なメロディが印象的な、第2章始まりの1曲です。これまでのEspeciaと一線を画した渋すぎる曲ですが、これまでのポップ性と引き換えに得た、異常なまでの耳触りの良さに、音源が出たときは私は鬼リピートしました。生で聴いても大変素晴らしい曲だと思いましたね。ていうか、ミアも他の2人も歌上手い。


Especia「Savior」


「Savior」が終わると、「Msitake」、「アバンチュールは銀色に」、「Boogie Aroma」と、第1章の名曲を次々と披露。早くも本編を終えました。その後、会場のアンコールで早々と再登場したEspeciaが披露したのが80年代和製AORの香りを強く感じさせる名曲「No.1 Sweeper」。イントロだけでご飯何杯でもいける超名曲。会場も大いに盛り上がりましたが、この曲を終えると礼をしてそそくさとステージから捌けるEspecia。そのまま、イベントもフェードアウトするかのように終わり、観客も「終わったのか…?」とやや困惑。なんだこのあっけない終わり方は…。

というわけで、DJ Michelle Sorryから始まり、DJ Megu→CUBERS→Especiaで計2時間45分程の公演でした。肝心のEspeciaが40分程度だったのでもうちょっと見たかったなあという感じはありましたね。たった8曲で終わりだなんて、あまりにも早すぎる!あと20曲くらい聴きたい。ほんとEspeciaの曲、どれも良すぎて永遠に聴いていられる気がしました。ほんとエグいぐらい曲がいい。

今回は生演奏じゃないので、それはちょっと残念でしたが、やっぱり曲はめちゃくちゃいいですね。Especiaがなくなったらこれらの曲は全部アイドルブームの遺産として埋もれていくんでしょうね…。辛すぎる…。あと、曲の良さは勿論ですが、3人ともかなり歌えるということに驚きました。人数が減り、歌唱力に優れたミアが加入したことで、ボーカルに纏まりが出来て、歌のレベルはかなりアップしているように感じます。どうか、元Especiaで現在ド直球のディスコ・ミュージックをやっている脇田もなりのように、現メンバーも歌を続けてほしいと思います。

いやはや、EspeciaがなくなってもEspeciaの楽曲は今後も末永く愛していきたい。そう、強く感じるイベントでした。

Especia楽曲よ、永遠なれ!!



ところで、今回EspeciaがMCで、「Especiaを受け継いでほしいですね」とこの日呼んだゲストの3組に向けて言ってましたが、何を受け継いでほしいのか謎でしたね。なんだろう、マインドとか?

というか、事務所的には今回のイベント、EspeciaからCUBERSへのヲタ流しの意味合いもあったりすんでしょうかね?だとしたら流石に強引過ぎるだろと思うのだけど、まあ、CUBERSも楽曲は良いし、全然聴けるのでEspeciaファンの皆さんはCUBERSも聴いてあげてね。