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2016年から続いたT.M.Revoluiton(以下、T.M.R or 西川さん)の20周年ツアーの最終公演となるさいたまスーパーアリーナ2daysの2日目に行きました。



2days初日である13日の公演はすでにsold outしており、2日目である14日の公演のチケットが残っていた状態だったので、そっちに行ったのですが、いざ会場について見るとアリーナはほぼ満席状態で、さすがT.M.Revolution。ライブ人気は盤石ですね。

アリーナには十字に伸びる花道が設けられており、縦横無尽に駆け回る西川さんの姿が、始まる前から容易に想像できるような、そんなステージになっていました。影アナではNHK「天才テレビくん YOU」で西川さんが扮しているキャラクター、マーヴェラス西川として登場。会場を一笑いさせます。

開演が5分前に迫ると、会場からはT.M.Rの登場を今か今かと待つファンにより大きなコールが湧き上がり、そして開演の16時を迎えると会場が暗転。バンドメンバーとT.M.Rが登場し、本日の1曲目「Preserved Roses」を披露。

「Preserved Roses」は女性声優、水樹奈々とのデュエット曲。まさかの単独披露ということで驚きましたが、続く2曲目も同じく水樹奈々とのデュエット曲「革命デュアリズム」。どうやら、前日のライブでは水樹奈々がサプライズ登場したらしく、2日目も1日目のセトリに合わせた結果、西川さん単独での披露になったみたいです。水樹奈々のパートはカラオケ音源でしたが、それでも西川さんの歌声があまりにも大迫力で、まったく遜色のないパフォーマンスでした。

私は今までT.M.Rのライブを見たいと思いつつ、見れずにいて、今日が初めてのライブだったのですが、すでにもう込み上げるものが。やはり生で見ると迫力も段違いで、これが西川貴教なのか、とその歌唱力やらアーティストとしてのパワーに圧倒されました。

2曲を終えると、ここから一気に熱くしていくぞと言わんばかりに、上着を一枚脱ぎ捨て、「夢幻の弧光」、「Zips」、「魔弾~Der Freischutz~」、「LOVE SAVER」を立て続けに披露。早くも激アツの楽曲群を披露し、全力の歌唱をまざまざと見せつけた西川さん。ここで一旦ステージから捌けて、アリーナに設けられた十字花道の中央には10人のストリングス隊が登場し、弦楽器によるアンサンブルを披露。その美しく壮大な演奏に合わせ、ステージのスクリーンには銀河の映像が映し出され、会場は荘厳な雰囲気に包まれました。

そんな中、ストリングス隊の演奏が、T.M.Rがかつてthe end of genesis T.M.R.evolution turbo type D(以下、T.M.R-e)名義で発表した楽曲「陽炎 –KAGEROH-」のイントロに変わり、それと共に花道のステージ側の通路が上方向に大きく開き、そこから重厚な衣装に身を包んだ西川さんが登場し、ストリングスとバンドの生演奏による「陽炎–KAGEROH-」を披露。さらに、続けて同じくT.M.R-eの楽曲である「月虹-GEKKOH-」、「雪幻-winter dust-」も披露。今やその存在自体、あまり触れられないT.M.R-eの楽曲をさいたまスーパーアリーナで、20周年ツアーファイナルという記念すべき公演で披露したことで感激したファンも多かったのではないでしょうか。

そうして、T.M.R-e時代の3曲を披露し終えると、西川さんは再び最初に開いた通路部分に消えていき、すると今度はステージ上に白い衣装に身を包んだ8人の女性ダンサーが登場。コンテンポラリーなダンスを披露していると、後から登場した西川さんも加わり、そのままEDM調のダンサブルなアレンジを施した「WHITE BREATH」を披露。

どうやら、これは今年3月にT.M.Revolutionが出演した東京ガールズコレクションにて披露されたアレンジとのことで、以降は同アレンジで「蒼い霹靂」、「WILD LUSH」、「HIGH PRESSURE」、「HOT LIMIT」といった90年代のヒット曲を次々披露。「HIGH PRESSURE」では花道中央ステージが上に3~4mくらいせり上がり、さらに回転。大掛かりな舞台装置も披露され、その上で西川さんとダンサーたちがパフォーマンスするという、先ほどまでの荘厳な雰囲気とは打って変わってゴージャスで華やかなステージを展開。

90年代ヒットメドレーコーナが終わると、再びステージでバンド演奏によるパフォーマンスに。「とっておきのはなし~新説恋愛進化論~」、「Albireo」が披露されました。「Albireo」では今度、アリーナ後方側の通路がクレーンに変化。西川さんが上空10m付近まで上がっていくと、クレーンが360度回転し、アリーナ2階付近の観客も間近に西川さんを見られる場面もありました。高所での歌唱を終え、地上に降り立つと、クラウチングスタートの姿勢をとり、そのままステージまで花道をダッシュ。非常にパワフルな姿を見せつけます。

ここまで16曲を終え、初めてMCのコーナーに。先ほどの「Albireo」でのダッシュを振り返り、「みなさんが『ちょっとやりすぎなんじゃない?もういいんじゃない?』と言っている筋トレのおかげで、あんなに走っても息一つ上がってません」と、ネットなどで度々ネタにされる自身の筋肉についての「筋肉漫談」で会場を笑わせます。歌だけでなく、タレントとしても一流な西川さんらしく、トークも冴えていました。

そして、冗談を言うだけでなく、20周年というこれまでの自身の歩みを振り返り、しきりに感謝の言葉を口にしました。20年やってこれたのもファンのおかげ、と感謝を述べる西川さん。「ただ、言葉で感謝するよりも、それを(歌)声にしないと」と言うやいなや、ノータイムで「UTAGE」を披露。

「UTAGE」はカプコンのゲーム「戦国BASARA」タイアップソング。「戦国BASARA」は西川さんの2000年代後半~10年代前半の人気を支えた重要なタイアップだけに、そこからの新規ファンも多く、人気曲もあります。そんなファンのためのサービスでしょうか、続けざまに同ゲームタイアップ曲である「crosswise」、「SWORD SUMMIT」、「DOUBLE-DEAL」を披露。「SWORD SUMMIT」ではサビ前に観客が一斉にジャンプするお約束もあり、会場が揺れるほどの盛り上がりもありました。

BASARA曲ラッシュが終わると、再びMC。デビュー当時を振り返り、「T.M.Rって何?」「一人なのにT.M.R?」「革命を起こすって…?」などといろいろな人から突っ込まれた鉄板のネタエピソードを話しました。

また、20年という時の長さを語る上で、「デビューさせてくれたレコード会社はなくなってしまいました」と、デビュー当時所属していたアンティノスレコードにも触れる西川さん。「でも、当時から支えてくれたスタッフもファンのみんなもまだ支えてくれています。ありがとう。」と、繰り返しファンに感謝を述べました。

すると、そんな感謝の言葉の途中からT.M.Rブレイクのきっかけの1曲であり、もはや往年の名曲とも言える「HEART OF SWORD~夜明け前~」のイントロが演奏され始め、感謝の言葉から流れるように楽曲の歌唱へ。サビ前の掛け合い部分ではファンによる精一杯の歌唱も繰り広げられ、会場全体が一体に。

ここで本編は終了しますが、程なくしてすぐステージ上に再登場する西川さん。「アンコールじゃないです。俺がやりたいだけ!」と言い、さらに「今日16時スタートだったでしょ!?まだまだやりますから!」と高らかに宣言すると、昨年発表した現時点での最新シングル「RAIMEI」を披露。続けて、ライブでの鉄板ナンバー「VITAL BURNER」、「CHASE/THE THRILL」を披露し、会場はこれ以上ない盛り上がりを見せます。

ここまで全24曲を披露した西川さん。次に披露する曲が最後、と言い「この曲の歌詞はいろいろあった時に書いた歌詞」と話し、さらに、「独立のきっかけだった、新たなスタートの曲」であるとも。そんな、歌詞を書いた時の苦労など、曲への思い入れを語った後、「そんな歌ですが、こんな大切な時に届けられる曲になりました」と言い、披露されたのが2000年のアルバム「progress」に収録されたロックバラード曲「LIGHT MY FIRE」。本人的には苦い思い出のある時期の曲なのでしょうが、時の流れの内に、決意の曲であるこの曲がかけがえのない曲になっていったということなのでしょうか。会場は白いライトに照らされ、その明るさはT.M.Rの歩んできた道や、そしてこれから歩んでいく道を照らす光のようでした。

ラストの曲を披露し終え、「21年目が始まりました」と、20周年を期に、また新たな始まりが来たことを宣言するT.M.Revolution西川。ここが到達点ではないことを強調して、「まだ夢見てる」「もっと遠くへ」と、さらなる飛躍を、アリーナを埋める大勢のファンに誓い、20周年ツアーファイナルは幕を閉じました。


本当に、今回のライブは行ってよかった。正直、自分はこんなT.M.Revolutionを好きだったのだと、大変驚かされました(笑)

私はもう基本的に涙目だったんですけど、「陽炎-KAGEROH-」のイントロで大号泣するわ、「HEART OF SWORD~夜明け前~」で大号泣するわで、完全に情緒不安定な人に。しかし、西川さんの歌声に魂を震わさず、いつ震わすのか。こんなの泣いて当然だろうと言いたい!!血の通った人間なのだから!!

今回の公演を見て、確信したのは西川貴教という人の魅力。20年という時間をひたすらに駆け抜けた男の生きざまを、見せつけられて、この人を好きにならないわけがないと感じましたね。やはりその根底にあるのは揺るがないパフォーマンス力。どこを取っても満足できる歌唱。素晴らしいステージでした。ぜひ、またライブを観に行きたいアーティストです。

という、なんのオチもないべた褒めで今回のレポは終了です。




最後にみんな大好き「HERAT OF SWORD~夜明け前~」のMVを。

このMV、荒廃した東京みたいな謎の場所で、やたら背もたれの長い椅子に座り、ドヤ顔でポーズ決めまくる西川さんが最高に面白いのでどうぞ御覧ください。ちなみにフルで見たほうが面白いので、最新のMVコレクションをみんな買って、高画質で見よう。