5/7付のオリコン週間チャートが公表されました。

本記事では、チャートインした作品の中から気になるものをピックアップし、完全な独断と偏見による雑感を述べます。


今週のピックアップは以下の通り↓

<シングル>

乃木坂46「シンクロニシティ」

sumika「Fiction e.p」


<アルバム>

角松敏生「Breath From The Season 2018 ~Tribute to Tokyo Ensemble Lab~」

PPP「ペパプ・イン・ザ・スカイ」


<デジタル>

宇多田ヒカル「Play A Love Song」

藍井エイル「流星」





※作品横に記載のCDセールスは百の位で四捨五入し、丸めた数字となっています。
 例)18929枚→1.9万枚

◆ランキングはオリコンの公式HPでご確認ください↓
オリコン週間 CDシングルランキング 5/7付(公式)
オリコン週間 CDアルバムランキング 5/7付(公式)





<シングル>

◆乃木坂46が初の初動ミリオン達成

乃木坂46「シンクロニシティ」が初動111.7万枚を記録し、初登場首位を獲得しました。ミリオン自体は今作で4作連続、通算4作目となりますが、初動ミリオンを達成したのは今回が初。AKB48本体の勢いが徐々に落ち着く中、乃木坂、欅坂は依然勢いを強めています。


◆sumika、「ヲタクに恋は難しい」主題歌で初のTOP3入り

4人組バンド、sumikaの「Fiction e.p」が3位に初登場。初動は1.7万枚。昨年、アルバムチャートで5位を記録するなど、すでに一定の人気を集めていた彼らですが、シングルチャートでも初のTOP10入りを達成。また、3位はシングル、アルバムを通じて自己最高位です。元々、10代~20代からの支持が高まってきていたsumikaですが、今作がアニメ「ヲタクに恋は難しい」オープニングにも起用されたことも今回の躍進の一因と思われます。また、今作は配信でも好調で、初週1.2万DLを記録して8位に初登場しています。

sumika「フィクション」



<アルバム>

◆角松敏生のセルフカバー盤が好調

近年、角松敏生のリメイク盤が好調です。今週のチャートでは角松敏生が過去の楽曲をジャズアレンジしたセルフカバー盤「Breath From The Season 2018 ~Tribute to Tokyo Ensemble Lab~」が8位に登場。初動は1.0万枚。角松敏生は2016年に過去作のリメイク盤「SEA BREEZE 2016」をリリースし、10年ぶりのTOP10入りを果たしましたが、昨年、そして今作と過去作のリメイク盤でTOP10を獲得。久々の3作連続TOP10入りとなっています。単純に周りのセールスがダウンしているというのが大きな要因とは思われますが、35年を以上のキャリアがあり、メディアへの露出も多くない角松敏生が今でもコンスタントに1万以上のセールスを保っているのは凄いことですよね。この一連のリメイク企画も、往年のファンの好評を得ているといったところでしょうか。


角松敏生「SHIBUYA」
…シティ・ポップが再評価されている今こそ脚光を浴びてほしいアーティストの一人です。


◆「けものフレンズ」劇中ユニットがTOP10入り

昨年に一大ブームを巻き起こしたアニメ「けものフレンズ」に登場するアイドルユニット、PPP(ぺぱぷ)のアルバム「ペパプ・イン・ザ・スカイ!」が9位に初登場。初動は0.7万枚。アニメの終了から1年が経過しましたが、劇中ユニットの作品をTOP10に送り込み、作品の根強い人気を見せつけました。


PPP「大空ドリーマー」



<デジタル>

◆米津玄師の牙城、ついに崩れる

先週まで驚異の10週連続首位を獲得していた米津玄師「Lemon」ですが、11週目の今週、ついに首位から陥落しました。代わって首位を獲得したのは宇多田ヒカル「Play A Love Song」でした。セールスは初週3.5万DLと、圧倒的な数字ではないものの、さすがの強さを見せました。


◆藍井エイルの復帰作が3位に初登場

2016年11月より活動を休止していた藍井エイルの復帰作「流星」が6月13日のシングルリリースに先駆け配信チャートに初登場しています。初週1.9万DLで3位を獲得しており、相変わらず高い人気となっています。



【終わりに】
今週は配信にて宇多田ヒカルの新曲が初登場していますが、アルバムチャートには”宇多田ヒカルがプロデュースしている”とのことで大きな話題と鳴った小袋成彬の1stアルバム「分離派の夏」が初登場していました。結果は初動0.2万枚で38位。正直、宇多田ヒカルの看板がいらぬアンチを生んでしまったような気もしなくはないですが、ここまで知名度が短期で高まったのは紛れもなくその看板の効果。2作目以降で真価が問われそうですね。