東京女子流「Tokyo Girls Journey」(2020/5/5)

1.薔薇の緊縛 - introduction
2.薔薇の緊縛
3.Ever after
4.キミニヲクル







東京女子流の27thシングル。

ちょうどデビュー10年目にあたる2020年の5月5日にリリースされました。

ここ数年は新進気鋭の作家を起用し、従来の路線にとらわれない楽曲を発表してきた東京女子流ですが、今作も攻めの姿勢が伝わってくる1枚になっています。

なんといってもリード楽曲とも言うべき「薔薇の緊縛」のかっこよさ。まずタイトルの時点で良いですよね。”薔薇”に”緊縛”ですからね、完全にV系ですよ。私、薔薇という言葉にめっぽう弱いのでめちゃくちゃ心くすぐられました。

そして、タイトルの良さを裏切らない中身ですよ。歪んだベースに絡み合うシンセの音色が絶妙で、過去の女子流で言うと雰囲気的には「Bad Flower」のときのようなダークさなんですけど、そこに、最近の女子流楽曲にあるシャレた感じも加わっていて洗練された楽曲に仕上がっています。メンバーが全員成人したこともあって、こうした大人っぽい楽曲に”追いついた”ということもありますが、最高にかっこいいです。まさに女子流の現在形。

あと、「薔薇の緊縛 - introduction」という1分半程度の別曲が用意されているのもいいですよね。この仰々しい感じ……とても良いと思います……。


3曲目にはひと足早く配信限定リリースされていた「Ever After」を収録。こちらは18年から制作陣に加わっている春ねむりの提供曲です。




そして、4曲目には新曲「キミニヲクル」。

歌詞のメッセージ性からして、こちらが10周年記念ソングかと思われます。「薔薇の緊縛」から打って変わって、切なさを感じさせるメロディーの曲で、素朴な良さが感じられますね。MVはこのご時世とあってか、それぞれのメンバーによる自撮り映像を繋げたテレワーク的作品になっています。



それにしても、東京女子流の10周年は本当におめでたいですよね。アイドルブームの波が引いていくなか、正直ちょっとヒヤヒヤした時期もありました。所属がavexだし尚更ね。これからも良曲をコンスタントに発表し続けるガールズグループとして末永く活動していただきたいものです。

私も微力ながら貢献していければと思いますので、とりあえず早いところ新型コロナが滅されてほしい。そして、ライブで10年選手の貫禄を見せつけてほしいです。