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気がつけば2021年も半分が終わっていました。


相変わらず更新が滞りまくりで、もう8月になってしまったわけですが、今年の上半期にリリースされた新譜から良いと思った50曲をセレクトしてプレイリストを作成したのでなんらかのBGMにでもして頂ければ幸いです。



プレイリストはアーティスト名をあいうえお順に並べていますが、頭の4曲はトピック込みで印象的だったものにしています。

宇多田ヒカル「One Last Kiss」は多分上半期で一番聴いた曲。もう凄い曲過ぎませんか。上半期というか、今年一番の曲なんじゃないかなと既に思わされています。同じく上半期に発表された「PINK BLOOD」は「One Last Kiss」の流れを汲みつつ、また新しい一面を見せていますし、宇多田ヒカルの底なしさ、恐ろしいです。(ゆるっと音楽メモ:宇多田ヒカル「One Last Kiss」

もちろん、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の公開も上半期の大きなトピックでしたね。にわかエヴァファンの私ですが、予想以上の良さにえらく感動して映画館の帰りに勢いでサントラを買ってしまいました。クライマックスシーンで流れた林原めぐみによる「VOUYAGER ~日付のない墓標」は衝撃でした。(ゆるっと音楽メモ:「Shiro SAGISU Music from “SHIN EVANGELION”」


Awesome City Clubの大ブレイクは上半期である意味一番予想外で驚きでした。映画「花束みたいな恋をした」の”インスパイアソング”という謎ポジションのタイアップを得た「勿忘」が映画のヒットに伴って特大ヒット。Mステやら大型音楽特番にも出演しまくり、まさに大フィーバー状態です。ビクター時代に応援していたので売れて良かったなと思います。しかし、エイベックス移籍後すぐのこれなので、やっぱり諸々のパワーも大事だなとか思ったり思わなかったり。


デビューからずっと応援してきたバンド、フレンズからメンバーのひろせひろせが脱退してしまったのはショッキングなニュースでした。しかし、4人でバンドを続けることを選択してくれたことは救いです。新体制初の楽曲「急上昇あたしの人生」や、新体制初ライブでは未来への意気込みを感じることが出来ました。過去と現在のスプリットアルバムとも呼べる作品「SOLAR」がリリースされましたが、今後のまったく新しいフレンズがどのような姿になるのか楽しみです。


倉木麻衣やB'z、GARNET CROWなど、ビーイングの主力級と言えるアーティストの楽曲が一部ないし全曲サブスク解禁されたことは上半期のビッグニュースでした。サブスクには消極的なイメージが強いビーイングですが、今年に入りこの解禁ラッシュ。なんらかの方向転換が行われ始めていることは間違いなさそうです。実は、ビーイングは元々若手アーティストを中心にサブスク配信しており、アップフロントのように一切を配信しない事務所に比べればサブスクに寛容なんですよね。とはいえ、多くの人が期待する90年代・00年代初頭のいわゆるビーイング全盛期の楽曲がほとんど解禁されていないので、今後ラインナップが増えていってほしいですね。とりあえず、権利関係とか現在のビーイングとの距離感から解禁が容易そうなWANDS、DEEN、FIELD OF VIEWあたりからどうでしょうか……。