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当記事では毎週リリースされる新作を独断と偏見でゆるっとピックアップしていきます。

◯8月9日週で気になった曲



■TWEEDEES「境界線上に吹く風」



TWEEDEESの約2年ぶりの新曲。2曲とも沖井さんがゲッサンで連載中の「国境のエミーリャ」にインスパイアされて”勝手に作ったサウンドトラック”とのこと。タイアップとかではなく、ただ好きだから作ったというゆるい感じがいいですね。なお。漫画にはスペシャルコラボとしてTWEEDEESが登場しているようです。


■月ノ美兎「月の兎はヴァーチュアルの夢をみる」



バーチャルアイドル、月ノ美兎の1stアルバム。VTuberがブーム化した初期の頃から活動しているイメージなので、まだアルバムをリリースしていなかったのが意外です。今作、驚くべきは楽曲提供陣。大槻ケンヂ、堀込泰行、長谷川白紙、TAKUYA等々、なんとも豪華な顔ぶれです。VTuber界隈にあまり詳しくないのですが、結構年代問わずのトップクリエイターが参画しているものなんでしょうかね。


■ザ・なつやすみバンド「NEO PARK」



約3年ぶりのオリジナルアルバム。今作もザ・なつやすみバンドらしい、爽やかな夏を感じさせる清涼剤のような1枚です。現実の夏は危険な暑さで、外でのんびりなんてのは難しいものでしたが、なつやすみバンドのアルバムの中にはいつも遠い田舎の涼やかな夏の風景が広がっています。


■cluppo「Flapping wings」



BAND-MAIDのギタリストで、バンドの中心人物でもある小鳩ミクがまさかのソロデビュー。ソロプロジェクト名が「cluppo」(クルッポ)と相変わらず徹底されたキャラクターが良いですね。楽曲は明るくポジティブなポップスで、バンドとは違ったカラーを打ち出しています。